調剤薬局事務の仕事

調剤薬局業務

こんにちは、haruです。

私は調剤薬局事務の仕事をしています。今回は私の仕事についてお話してみたいと思います。調剤薬局って薬剤師さん以外の人がいるの?調剤薬局事務に興味がある!と言いう方はぜひ読んで感想を聞かせて下さい。

調剤薬局事務って?

調剤薬局には開設者、薬剤師、調剤薬局事務がいます。

開 設 者 :薬局の開設者。薬剤師の資格がなくてもよい。

薬 剤 師 :薬の専門家 店舗に1人管理薬剤師(責任者)がいる

調剤事務:お会計の計算、レセプト(調剤報酬請求書)作成、薬剤師の補助

調剤事務は資格がなくても働くことは出来ますが、資格があった方が複雑な算定方法や薬剤師のサポートをする上で理解度が深まるので私は資格があった方がいいと思います。

仕事を始めて資格を取得する方も多く、会社によって、資格手当があるところもあります。

次の章からもう少し詳しく説明していきますね。

お薬を患者様にお渡しするまでの流れ

  1. 処方箋の受付:新患であれば問診票の記入をお願いし、保険証、お薬手帳をお預かり
  2. 処方薬と患者情報の確認、残薬等患者様に聞き取り【薬剤師】
  3. 処方内容の薬学的分析、疑義照会(不明点を医療機関に問い合わせ)【薬剤師】
  4. 薬剤師が2、3をしている間に調剤薬局事務は患者情報や処方箋をレセコンに入力していきます。薬剤師からストップかからなければそのまま必要書類の出力します。
  5. お薬の取り揃え:薬剤師の指示のもと、調剤薬局事務も補助としてピッキング作業をします
  6. 服薬指導(お薬の説明)【薬剤師】
  7. 会計業務

調剤薬局でお薬をもらうとき時間がかかるのは、この確認作業があるためなんです!

患者様がいないときは何をしているの?

  • 処方箋入力内容確認:処方箋と調剤録をチェックし入力内容や点数の誤りがないか確認
  • FAX処方箋の対応
  • 調剤報酬請求業務:毎月10日までにレセプトを作成し各支払機関に請求します。
  • 薬の検品→指定棚に収納→納品書の確認し、在庫管理システムに入力
  • 在庫管理、発注
  • 薬剤師の補助
  • 電話対応

レセコン入力ってどんなことしているの?

私たち調剤薬局事務は毎月調剤報酬請求書(レセプト)を作成しています。レセプトとは簡単に言うと先月の〇〇様のお薬代はこれです。3割は患者様から頂いたので残り7割請求しますと社保の支払基金、国保連合会に出す請求書のことです。1人に対してレセプトは1枚(処方元医療機関が2か所であれば2枚)なので1ヶ月分となると膨大な枚数なので、現在はオンラインで請求書を送っています。

そのレセプトを作成する前段階としてレセコン入力をしています。

レセコン入力で出来ること

  • 患者情報の入力
  • 医療機関情報の入力:レセプトを提出するうえで処方元医療機関の記載が必要
  • 処方箋内容:最近の処方箋はQRコードがあり入力が簡単です
  • 各報酬点数算定入力:薬剤師、調剤薬局事務が判断して入力します。細かい算定のルールがあるので前に話した調剤薬局事務の資格があったほうが私はいいと思います
  • お薬手帳シール、薬情(薬剤情報提供書)、領収書、明細書、調剤録の出力

薬剤師の補助って何をするの?

調剤薬局事務も薬を触ることがあるの?ちょっと怖いと感じる方もいると思いますが、厚生労働省の通知で最終的な責任を有する薬剤師の指示に基づくと言う条件つきで明記されています。

  • 処方薬の取り揃え:シート状包装されたものや湿布、計量済みのチューブの軟膏
  • 印刷物の確認、仕分け、患者様からお預かりしたお薬手帳に貼付
  • 在庫がない薬の手配:時には近隣薬局に出向き、お薬を分けてもらいます。
  • 薬剤師が確認済のお薬を高齢福祉施設等へ配達

調剤薬局事務が軟膏、水剤、散剤の計量、混合や薬剤師が不在の時に調剤室に入室禁止です

調剤薬局事務の魅力

調剤薬局事務はさまざまな業務があり、常に時間に追われています。しかし、患者様に「ありがとう、元気がでた」「今日はあなたの顔見によった」と声をかけていただいたり、薬局スタッフみんなで声を掛け合って動きまわって患者さんの来局の波がを終わったときの達成感はとても気持ちがよいです。

調剤薬局事務はデスクワークと立ち仕事が混在していて、通常業務や患者様対応やレセプト業務を常に優先順位を確認していく仕事なので私にはあっていると思います。また、残業(店舗によるかもしれません)や持ち帰り業務がなので私生活とのオンオフの切り替えが可能です

調剤薬局事務に向いている人

  • 接客業務が好きな人:これが一番かもしれません
  • 根気がある人:たくさんの業務を覚えなければなりません
  • 素直な人:ミスを隠さない人、分からないこと分からないと言える人

今回は調剤薬局事務の仕事内容について書いてみました。最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました